Munich Street
- U S
- 12月5日
- 読了時間: 5分

文面最後の方
『givn old garments a second life and to create new on-trend looks.』
ファッション、服に対しての心意気とえばいいだろうか、考え方が素敵。
着なくなったものに新しい命を。新しい見え方を。
改めて古着の可能性と面白さ、ワクワク、ドキドキがあることに気付かされた。
今回のトリップで私が最も救われたVIBEがまさかvintage shopのショッパーに潜んでいるとは。
ふとしたところにSaves my day.
1週間、11月で2度目のドイツ旅。
前回はデュッセルドルフという街、今回はミュンヘンに。
サッカーでいうと、バイエルン・ミュンヘンのお膝元。
合間をぬって歩いた街、人、カルチャーetc...をキャプチャーしていこう。
ミュンヘンはドイツ南部の中心都市で、歴史・経済・文化の要所。ベルリン、ハンブルクに次ぐドイツ第3の都市だ。



街並みはデュッセルドルフに比べて、少し複雑というか、デュッセルドルフは近代都市、ミュンヘンは歴史的都市。と言った感じだろうか。
教会や古くから残る建築に大きな差があるな〜と。これは調べてみると宗教的な違いがあるそうで。
北ドイツ(デュッセルドルフ)はプロテスタント。
南ドイツ(ミュンヘン)はカトリック。
だそうで、これによって大きく建築も変わるらしい。
キリストの云々は正直よく分からないが、明らかに街並みが違うため気になった。
日本でいう、東京と京都の街並みが違う的な、、、少し違う気もするがそんな感覚。
世界を歩くと、国々の宗教によって大きく建築物が異なるのが面白い。
逆に日本的な家屋やマンション、ビルなど、これに似た建物がある国は今のことろ無い。
私たちが海外の建築を見て感動するように、外国の方からしたら日本の建築もセンセーショナルなはずだ。
建築から文化背景、宗教、歴史を学べるのが面白い。


今回、12月を跨いだお陰でクリスマスマーケットにも立ち会えた。
クリスマスマーケットって何。
て感じで日本では馴染みの無い文化だが、ここドイツやEU諸国ではクリスマス近くなると街頭にクリスマス装飾がされ、飲食店や、雑貨、もちろんビール、ホットワインなど、様々な出店が立ち並び多くの人で大盛り上がり。
ここミュンヘンのクリスマスマーケットは世界的に有名だそうで、ローカルはもちろん、各国から観光客が集っている様子だった。
クリスマスはもちろんキリストの行事な為、ドイツでの盛り上がり方は日本とは比べ物にならない。
日本でいう、お正月に神社に出店が立ち並んで賑わっているイメージだろうか。
⤴︎推定ちょっと違う。

ドイツ料理は基本茶色目だ。
全てビールに合う。
日本人の口にも合う。
いや、かなり美味い。
この1週間で何ℓのビールをしばいただろうか。
街行く人は外で寒いの関係なくビールを飲みあぐむ。
時間をみて、ミュンヘンのファッションストリートへ。
ここも基本的には高級ブティック、セレクトショップなどが多く並び、繁華街の中でも街行く人はスタイリッシュなファッション。
服屋さんだろうなというスタイルの人もちらほら。
いくつかvintageストアへ。


⤴︎記事冒頭で述べたショッパーはこちらのお店。


著名なアーティストをとっているらしい、
リアムにビョークetc...
売ってるらしく、1枚15万以上。
ぼち高い。。
ドイツのファッションストリートは何か不思議な感覚だ。
あながち皆同じような服装、トーン。
アイテムでスタイルを出す人はちらほら。
奇抜な人、カラーリング豊富な人はまず居ない。
そして、背が高く、姿勢がいいからカッコよく見える。
ただ個性はないかなー。という感じ。
服で個性を表現という感じではないのだろうか?
服=個性を表現
というより
服=良い身だしなみをする物。
こんな匂いがする。
国民的なのか、特にJIL SANDERに代表するドイツブランドなんかもシンプルでミニマルなデザインなものが多い気がする。
ただ一定の数のvintage shopがあるのである程度、オルタナティブなファッション感度がストリートに流れてもいる。
センスが独特だったりもする。
80年代くらいのスポーツ物。
ここがアメリカには無さそうな物が多かった。
カラーリング、サイジング。
なにこれ??
良さそう。
そんな物を今回買い付けて来ましたので、是非今後のチェックを。

冒頭で書いたショッパーのメッセージのように、古い物に新しい命を芽吹かせる。
新しいスタイルとしてファッションをする。
正にドイツはこれなのかもしれない。
日本みたく、○○年代のこれが、○○が着たから、○◯は今こんな値段になる
などの純粋なファッション要素外のことは概念に無さそうだ。
どのショップに行っても、皆、純粋に感覚で良いものを選んでいるような気もした。
今回買い付けたドイツの古着は、私自身のバイイング経験の中でも、非常に楽しいものになりました。
感覚の世界。
古着的な価値ではない、
これ、こんな風に着たら良さそう。面白ろそう。どんな風に合わそう。
そんなことを考えながら買い付けをしているのが本当に楽しかった。
これが実は1番大切な感覚とマインドセットかも。
ミュンヘンの冬で、心燃えるお酒、服、人、景色、ご飯に出会えた話。
また次回。



