Midwest Flow
- U S
- 9月20日
- 読了時間: 5分

10日間アメリカの中西部をロードトリップしキャプチャーしたものを忘備録として。
LA→Vegas→Utah→Denver
今年はOrlando、Miami、New Orleansと南西部への渡米が多かったですが、今回はLA入りしてDenverまで車で行くロードトリップ。
先ずはLA着し、フライトで疲れた身体を海で塩漬けしたいといつことで南下しCosta mesaへ。知人のボードルームに失礼し板を借りる事に。

基本オルタナ系、今回は長めの6.8ftをチョイス。
波もmellow系、身体も幾分か疲れていたのでハードサーフはちょっと、、ということでlocal先輩に良いポイントを聞いてみると、
OCの下、San Diegoの北端くらいでしょうか?
カリフォルニアでも超メジャーポイントであるLower Trestlesのもう少し南にSan Onofreというポイントあるからそこが良さそうだと。
どうやら歴史は古く通称'SANO'といいログ波の聖地らしい。

到着してみたらあら確かに、mellowなハラ〜カタ良い波。
どうやら玉石混じりのリーフでいくつかピークがあるそう。 今回はOldmansというおじちゃんでも入れるmellowな波ってことが由来らしいポイントで入水。 バリのチャングーにも同じような由来のポイントがありますね。

確かにおじちゃんからおばちゃん、スタイル全開のloco loger, きゃぴきゃぴのCali galまで様々な人がそれぞれゆっくりと楽しんでいるそんな良い雰囲気。
波も優しくて、正直すこし物足りなかったけども大きいラインをとってゆっくりクルーズできるいい波でした。
写真は撮れませんでしたが、ファッションスタイルや車、乗ってる板からライドスタイルまで、自由な姿が'SANO'の波と共和するようで暖かな空気がとても心地いい時間でした。
そんなアフターサーフをのんびりする間もなくそのまま次の行き先Las Vegasへ。

海から5時間後にはもうこれで時差以上に街のGAP差にやられるところでした。
Vegasといえば当然これ。

幾ら賭けてるんだ?
カジノ場に漂う並大抵じゃない人々の熱気、分厚い札束。
一晩で下手すると何千万、何億動くらしい。
私はビビってこっち

BETの安いスロットが限界。
$40勝ちました。今回のホテルのチップ代にはなったかと。
そんなVegasで泊まり次の日すぐに次の行き先Nevada州の東、Utah州へ。
行くところ砂漠、キャニオンの道を通り到着したのはUtahのMoabというキャニオン間の盆地街。


コロラド川中流の穏やかな流れと赤土のキャニオンとのコントラストが美しい。
こんな素敵な街であるカルチャー、歴史を更に深く学べるそんな出会いがありました。



そう、このあたり一体はかつて先住民、所謂ネイティブアメリカンの居住地であり、現在米国内には 約570の連邦認定部族 が存在し、約300のreservation(保留地) が設定されており、近隣にもその地域があるとのこと。
日本でも人気なインディアンジュエリーやアートはただクールな物ではなく、そこには悲しい歴史と、それに加え、ネイティブアメリカンの美しい自然との共存意識と人々への敬意がある事を学びました。
詳しくはネイティブアメリカンの歴史を調べてみてください。
特にジュエリーには各部族、形、模様それぞれに意味があり、多くは自然の恵みを崇拝し共存する証としてデザインされているようです。
ショップのスタッフさんは、お顔立ちからして推定ネイティブアメリカンの子孫。
歴史、文化についてお話しして頂いた表情からは、悲しい歴史がありながらもそれは豊かで大らかな気持ち、精神性を感じました。
私たちにとって華やかで豪快なイメージのあるアメリカにはこういった一面もありながらも、今も尚、かつての精神性を受け継き暮らす人々、形として残るものを大切にする人、場所があるという事を学びました。

来た証としてHopi族の波デザインのバングルを購入。
砂漠地帯に住むネイティブ達には水は生命そのもの。命を繋ぐもの。という意味があるかしい。
Surfライクなのもお気に入り。
さて、そんなアメリカのリアルクラシックを学んだ後に向かうは今回の最終目的地Colorado州Denver。
ロッキー山脈の麓を抜け、ようやく辿り着きました。これがまぁロングドライブ。

ロングドライブの疲れを癒してくれるかのように出迎えてくれたスーパーレインボー。
山中道の雨で怖いドライブのせいで疲労がありましたがこれで全てが吹き飛び。

良い服沢山仕入れました、皆様どうぞお楽しみに。
合間を見てダウンタウンのスケートショップに


このダイナソーのデッキは流石に売ってくれませんでした。。
聞いたら近くにパークもあるそうで行ってみました。


予想を遥かに超えるでさかと楽しそうなセクション。
とてつもなく滑りたい。でもデッキ持ってない。
ということで、loco skaterに借りました。
貸してくれた彼の名前はNico.
写真撮り忘れたけど、イケメンのナイスガイ。
ずっとマイク・バレリーみたいな渋いトリック練習してたから、こいつなら話が合いそうだと勝手に判断。 決めつけてごめんよNico。
Denverの山の方出身で本職はsnowboardらしくて、この時期は雪降らないからずっとスケートする、現地のスノーボーダーはみんなそうらしい。
日本から来たっていったら、『まじで?今冬にニセコいくぜ!お前もこいよ!』って。
久々にスノーも再開させようかなと。
デッキ貸してくれたから日本来てくれたら何かお礼するよって言っちゃったしな〜。
そんなこんで本日早朝に無事帰国。
今回出会った全てのLocalに感謝を。
また毎度新たな発見と勉強、感覚を震わしてくれる大地に改めてリスペクトを。
こういった旅においてまだみて感じ得たエッセンス、感覚、スタイルを買い付けたものなどを通じて共有させて頂ければと思います。
ほんとに間もなく販売の準備が整いますのでどうかお楽しみに。
それでは。
Midwest flow saved my day.



