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German fashon vibe

  • U S
  • 11月10日
  • 読了時間: 5分

Düsseldorf, Germany
Düsseldorf, Germany


10日間ドイツはデュッセルドルフという街へで向いた記録を。



フランス、オランダにも近いドイツの北西部に位置するこの街は、ライン川に沿った街並みが美しく、ファッション、ビジネスをはじめ、活気のある人々が交わる様子が印象的だ。



旧市街の街並み 'テラス席文化'
旧市街の街並み 'テラス席文化'

レストランも、バーもどこもテラス先がある。

どうやらテラス席カルチャーがあるらしい。


この季節はすでに日本より寒いのでどこも、ヒーターが付いている。






ライン川沿いの遊歩道
ライン川沿いの遊歩道

 

犬の散歩、ランニング、週末には屋台フェス。

市民の憩いの場所なのだそう。






'Konigsallee'  ドイツの表参道。
'Konigsallee' ドイツの表参道。


HERMES、VUITTON、FENDI、Dior、GUCCI、CHANEL、PRADA......etc



街並みも含めてまるで神宮の表参道。



イチョウ並木
イチョウ並木


紅葉季節で街の木々の配色が素晴らしく綺麗。


ここはまるで代々木公園のイチョウ並木を彷彿とさせる。




ヨーロッパの歴史的な建造物もありながらも近代的な街並みとのコントラストが心地よい。



この街ではどんなカルチャーが根付いているのだろうか。



散歩がてら、街行くローカルのスタイル、SHOPに立ち寄るなどをして模索。



まず気づいたのは、皆、姿勢が良い。


オシャレ。



何か自分に自身を持っているかのように背筋が伸びて前を一直線に向いて歩いている人々。



そう、姿勢が良い。


もちろん欧米の人はアジア人に比べ高身長であるが、明らかに姿勢が良い。




ファッションにおいて大切な事かもしれない。



姿勢が良く、キリっとしていると服装もクールに見えるのか。



姿勢を正そうと思った。



と、今は結局背中を丸めてこの記事を書いている。




さて、ドイツのvintage文化はどうなのだろう。



事前に調べ、マスとニッチ、両スタンスのSHOPを巡った。



vintage kilo shop
vintage kilo shop

こちらはマス向け。


日本でいう、原宿、下北などにある量販系のvintage store



中にはlevisやchampion、RalphやTommyなどアメリカブランドもある。


あとは名も知らぬ、ローカルブランドだろうか。



価格帯は日本の量販店とさほど変わらない印象。



ここにカルチャーの香りはなさそうだ。



アメリカ同様、ドイツにもスリフト文化があり、街には要らなくなった依頼を寄付するPOSTがあるようだ。



街を見渡すと明らかに古着を着ている人はあまり多くない印象。



一部のヤング層が着ているかなという程度。



さぁ続いてニッチな方へ。


VIEL GOODZ
VIEL GOODZ

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こちらは私の推定だが、この街1番のセレクトvintage store



先程の'Konigsallee'付近に位置する、東京でいう表参道に位置するvintage shop。



ここでカルチャーショックを受けた。



そう、リアルvintage が0


Stussy、Carhartt、Ralph、levis、lee、wranglerなどのアメリカブランドはあるが、俗に言う近年物のused



私たちの思うvintageは無い。



店主に聞いてみた。


『ドイツはvintage文化は無いの? 日本では高値でアメリカンビンテージが取引されて市場が確立されているんだ。』



店主

『それはしっているよ。日本は特に凄いよね。でもドイツではそう言う文化は無いんだ。なぜかって??人々は古い価値にはお金を払わない。新しい価値と機能性を重視するんだ。』




現実主義な国民性と言われるドイツの文化がやはりファッションにも影響しているようだ。



ドイツの代表的なファッションブランドといえばまず思い浮かぶのが『JIL SANDNR』だろうか。



確かにこのブランドに垣間見えるミニマルで洗練されたデザインは当てはまる。



街行く人も、奇抜な配色や服装をしている人はほぼいない。



また、ドイツといえばadidasとPUMA。


アメリカのNIKEと並び世界的なスポーツブランドだが、どこか全社の2ブランドは質実剛健さを感じる。




上手くは言えないがひっくるめると、洗練されている。


SHOPも人も、一日中歩いたがどこか派手さは無く、スタイリッシュ。




これは面白い。



ファッションフリークには少し物足りないかもしれないが、この洗練されたカルチャーもクールだと思う。




店主が教えてくれた。

『ベルリンに行けば話は変わってくる。いる人も全然違うし、ファッションももっと前衛的だよ。』




どうやらカルチャーは街によるらしい。


当たり前だが


日本でもそうだもんなと。


東京と大阪でも違うし、


もっというと青山と原宿で違う。



気になる気になる。





ストリートカルチャーはどうだろう?


街のSKATE SHOPへ。


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一通りメジャーどこのデッキやアパレルは確認。いくつか日本ではあまり売っていなそうなEUROブランドも。



価格帯はアメリカより、日本より全然高い。



ここで疑問が。


この街でデッキを持ったスケーターを1人も見ていない。



街を見ると、スケーターなら勝手に体が動きそうなナチュラルセクションの宝庫。


なぜだろう。


聞いてみる。



店員曰く、ドイツではストリートスケートへの規制がとても厳しく、とてもじゃないが、ストリートセクションでは出来ないとのこと。



またこの街にはスケートパークは無く、車で30分ほどの隣町にようやくスケートパークがあるとのこと。



やはりベルリンに行けばスケーターが沢山いるらしい。



なぜこの街にここまで大きなスケートショップがあるのだろうか??



このギャップ。


面白い。




どうやら、カルチャー、ファッションの中心はやはりベルリンにあるらしい。


次回ミュンヘンに行く予定があるが、必ず訪れたい街のリストにベルリンが追加された。




この規律正しい国のなかで、どんな独自のカルチャーが根付いているのか、この目で確かめたい。




しかし、今回確かにこの街の質実剛健なスタイル、洗練された街並みと人々のとのフュージョン。



東京では感じられない感覚。



新しいエッセンスを。



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洗練された旧市街で一際'奇抜'だった銅像の写真にて本記事の締めくくりとさせて頂きます。




SAVES THE DAY

 
 
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